CHAPTER 15 · 声区と音色
やさしく試す鼻腔共鳴と鼻声を分ける
鼻に感じる振動、鼻への通り道、聴こえる鼻声を区別します。感覚だけで診断しません。
鼻に振動を感じることだけで、鼻側への開きや声区は決まりません。鼻音は言葉に必要な音です。自分の声を病名で判断する図ではありません。
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- 感じる振動
- 鼻への通り道
- 聴こえる音色
- m:鼻音の例
- 母音:口から出る音の例
- 感覚だけでは判定できない
FROM THE ORIGINAL NOTES
原資料の本文
提供された原資料の記述です。安全・用語の補足と併せて読み、自己判断で高度技法を実行しないでください。
口の奥の柔らかな部分である軟口蓋などが、口側と鼻側のつながりに関係します。鼻腔がつながると、すべての成分が均等に増幅されるのではなく、強まる成分と弱まる成分が生じます。鼻へつなげるほど高音が楽になる、という単純な仕組みではありません。(S35)
1. 楽な高さで、唇を軽く閉じた「んー」を約1秒出します。
2. 休んで「あー」を約1秒出し、聞こえ方を比べます。
3. 希望すれば、音の途中で鼻を軽く短くつまみ、どちらが大きく変わるか観察します。苦しければ省略します。
4. 最後に「まー」とつなぎ、子音から母音への違いを聴きます。比較は2組ほどで十分です。
成功は、鼻音と口を開いた母音で条件が違うと分かることです。鼻をつまんでも全音域で変化しないことを、良い歌の合格条件にはしません。この観察は医学的な検査ではありません。
一般に「んー」は、鼻を短くつまむと、こもる、続けにくいなどの違いが出ます。「あー」では違いが小さいことがあります。すぐに手を離し、結果が違っても押し通したり、鼻声の診断をしたりしません。
ハミングの感覚を母音へ移そうとして、母音をすべて鼻に流したり、鼻へ強く吹いたりしません。振動感を点数にせず、録音で言葉が分かるか、楽に続けられるかを確かめます。
鼻づまりや息苦しさを、この練習で治そうとしません。鼻、耳、喉に不快感があれば止めます。次は前章の母音比較へ進み、鼻の通路を操作し続ける練習には進みません。
Dolly Parton「Jolene」は、音楽研究者Kate Heidemannが論文のExample 10で「oral twang」の例として分析しており、明るく鋭い音色を聴き分ける教材になります。論文内の短い音源例(外部サイト、新しいタブ)と公式Lyric Video(外部サイト、新しいタブ)を入口に、鼻音の子音と、母音にも続く明るい音色を分けて注目しましょう。
これは研究者による音色の分類で、本人の鼻腔の開閉を測定した例ではありません。ツワングと鼻声を同一視せず、自分は短いハミングから楽な母音へ移る程度にとどめます。鼻へ大量に息を送ったり喉を絞ったりして再現しません。
参考動画を聴く
聴き比べの観点です。録音から発声生理を断定しません。
鼻腔共鳴・鼻声・ツワング ・公式公開
Dolly Parton - Jolene (Official Lyric Video)
Dolly Parton
聴く観点 鼻音の子音の区間と母音の区間を分ける/母音にも続く明るい印象があるかを言葉にする
この見本で分からないこと 音色の研究上の分類があっても、本人の鼻側の開閉を測ったことにはなりません。
確認日:2026-10-10/タイトル・投稿元を確認/全編視聴・字幕・地域再生・埋込再生は未確認
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アーティストの聴きどころ
Dolly Parton
明るい音色と鼻音の子音を混同せずに聴く
公式動画・資料を開く ↗(新しいタブ)チェックは任意です。技法の習得や練習の義務を意味しません。
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